40代のダイエットを失敗させないルール作り
ダイエットの「成功」と「失敗」を分けるのは『継続性』といっても過言ではありません。
なぜなら、どんなに痩せる方法があったとしても、自分に合ったダイエットがあったとしても「続けること」が出来なければ意味が無いからです。
今回は40代でダイエットを成功させた人にインタビューをしましたが、その内容でも『継続性』の重要性が説かれています。
早速ではありますが、40代でダイエットを成功させたその裏には、どのようにして継続させたのか?また、どのような方法でダイエットに成功したのか?、その秘密に迫りたいと思います(*^^*)
■ダイエットを失敗しない為のルール作り
『関東在住 40代後半 Tさん 男性』
今までのダイエットで続かなかったのは、何かしらの「原因」があるからだと気がつきました。
勿論、ダイエット方法が自分に合う合わないはあると思いますし、年齢もあると思います。
ただ一番の原因は、「痩せなきゃいけない」と言う様な義務感でダイエットを行っていた事にあったと思います。
この義務感がある限りダイエットを続けることは出来ないし、成功することも出来ないと思っています。
なぜなら、ダイエットというのは楽して痩せるものではないからです。
勿論ダイエットは辛い瞬間も出て来ます。その時に踏ん張れるかどうかは、自発的なのか受動的なのかに掛かってきますが、私は受動的という義務感ではなく、限りなく自発的にやるダイエットを模索しました。
そして、まずはダイエットの着地点の長期目標をやめて、中期目標に切り替える事にしたのです。
それだけでも、やる気が変わります。
それから明確な目標体重と食事制限と運動でダイエットをすることを決めました。ただ、その中でも「毎日」というルールを付けてしまうと必ず後から苦しくなると思ったので、少し間隔をあけて始めるようにしました。
週単位で自分自身にアメとムチをリズム良く与える様にして、目標も含めた準備をしっかり行った上で、カウントダウン方式でダイエットを開始することにしたのです。
■自分に合ったダイエット方法
今も継続中のダイエットなのですが、私が行っているのは『食事制限』と『運動』でのダイエットです。
この両方を行わないと痩せないと言うのが、私の結論だから両方取り入れるようにしています。
私は40代後半でもあり、仕事もデスクワークで、夜遅い日が多々あります。
年齢も去る事ながら、夜遅くに晩ご飯のリズムでは話になりません。とは言っても、仕事を早く切り上げて帰宅する訳にも行きません…。
この条件の中で考えた結果、1日の3分の2は会社にいるので、会社の中でダイエットを意識しようと言う発想に切り替えました。
行っているダイエットは、週3日の遅い帰宅の日は、朝、昼抜きのダイエット。
比較的、早い帰宅の日は、朝、昼は食べますが、晩ご飯は炭水化物を抜いています。
ダイエット中でもお酒を毎日1〜2杯は飲んでいますが、この「晩酌」を無くしてしまうと「ストレス」になることがわかっているからダイエット中でも辞めていません。
この部分が、私にとってのアメとムチのアメになります。
そして週末の土曜日か日曜日は、朝8時に起きて、1時間のウォーキングを行う、といった形で無理のない範囲で運動も取り入れています。
■ダイエットの成果
この週3日の朝、昼抜きの食事制限、そして週末1日の朝の1時間のウォーキング。そしてお酒は適度に毎日飲んでいるダイエットで、効果が出て来たのは『3週間が過ぎてから』でした。
私は毎週月曜日の会社に行く前の朝に体重を測っているのですが、このダイエットをするまでは、プラスマイナス1kgを行ったり来たりでした。
しかし、この中期目標でのダイエットを無理するわけでもなく、でも意識的にダイエットを行っている感覚はあるこの感じで、3週間目の体重が1.5kg減ったのです。
二ヶ月目には2.8kg減り、三ヶ月目は変わりませんでした。
しかし、これも想定内です。
なぜなら、この変わらない体重が私自身の壁なのだと、過去の経験でわかったからです。この壁との戦いが一番辛かったのですが、ついに五ヶ月目にしてこの「壁」を突破することが出来ました。
そのおかげで、『半年で5kg』痩せる事に成功したのです。
劇的に痩せるのではなく、長期的な取り組みでダイエットしたからこそ、このようにしてちゃんと結果が出たのだと思っています。
■40代がダイエットを成功するには?
歯磨きも手洗いもなんでもそうですが、一ヶ月続ければその勢いで三ヶ月は続けられます。
しかし、順調に進んでいたとしてもいつかは『壁』が出て来ます。それは何をやっても「痩せない」という期間になりますが、その時にどうするか、がダイエットでは重要となってきます。
我慢して継続するのはよほどの根気がないと難しいものですが、私は壁にぶつかった時、極端に食事制限を増やしたり、運動を増やしたりしませんでした。
同じルーティンを繰り返すことだけに集中し、この時期にいつもと変えた点と言えば、「暫く体重計に乗るのをやめた」ことと、「週末のウォーキングのコースを変えた」ことぐらいです。
結局は「どれだけダイエットを日常生活に取り入れるか」が大事なのだと言う事を今回のダイエットを通じて理解することが出来ました。
私の場合はウォーキングのコースを変えた事も良かったのかも知れませんね。
ダイエットを日常にする事は、言葉では簡単ですが中々厳しいかも知れません。しかし、一番の近道は「飽きない様に工夫をする事」だとも思います。
継続出来ないのは、義務感もありますが、飽きてしまってやめてしまうケースもあります。
自発的にやりながら、自分が飽きないメニューを考え、そして、ストレスを感じないように管理することがダイエット成功の秘訣になります。
私の場合は、毎日お酒を適度に飲むことでダイエットがストレスにならない様にしていました(笑)
ですが、自分への小さなご褒美も忘れず、中長期で痩せることを視野に入れながらダイエットを続けてください。
急に痩せることは難しいかもしれませんが、長い目で考えればそのダイエット方法が正しいと分かるはずです。